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ルヴァン種が最高に臭う件について

レッスンのご予約がないときは、試作・研究をしています。

やりたい実験がたくさんあって、時間が足りない!! (でも、楽しい。そして、ときどき独学の不安。)

今日は、ビール酵母から起こした種でパン作り。

でも・・・全然元気がなくて、結局途中でイーストを微量追加してしまった。

できあがり・・・風味はわりと淡泊。酸味少ない。まずまず美味しいけど。

やっぱり、アレが良くなかったかなぁ・・・

「酵母液に塩投入。」

死んじゃったかなぁ・・・。計算すると、塩分濃度2%。いやでも、、塩水じゃなく、塩投入したから一時的に塩分濃度はそれ以上になってたはずで・・・。

「イーストは、塩と一緒に混ぜないようにしましょう」

パン作りの本に大抵書いてある、パン作りの基本です。

ま、普段そんなに神経質にならなくても大丈夫ですが、天然酵母を使うときや、イーストをごく微量にするときは気を付けたほうがいいですね・・・。

まだビール酵母は残っているのでもう一度やってみたいと思います。

で、ブログタイトルの

「ルヴァン種が最高に臭う件について」

ルヴァン種、パン作りに詳しい人はご存知かしらと あるいは、 パン・オ・ルヴァン 聞いたことありますかね

色々作り方はありますが、今やっているのは超適当・全粒粉からの酵母起こし。

毎日、全粒粉(とかライ麦粉)と水を混ぜて、継ぎ足していくと、あらふしぎ。

パンだねができちゃうって話。

1日目・・・粉・水混ぜる。

2日目・・・変化なし。粉・水継ぎ足し。

3日目朝。

そう、今日の朝。

ぷくーっと膨らんだ種。

嬉しくなって、さっそく開けると

・・・

・・・??

めっちゃ臭いし

どぶ?

あぁ・・・銀杏のにおい。そういえばなんで銀杏ってあんなに臭いんでしょうかね。

酪酸とヘプタン酸ですってよ

いやそれより目の前の

このルヴァン種(の種)。

もはや袋の外に臭いが・・・

どうしよう・・・。でも、種を起こす途中、ちょっと嫌なにおいがすることがあるって聞いたし! 大丈夫なんじゃないのあ・・・(自信ない)

ここでやめたらパンころの名がすたる!ので

続けて様子を見たいと思います・・・

ちなみに酪酸は、エタノールとうまく反応すると酪酸エチルになっていい匂いになるようです・・・

ヘプタン酸もエステル化するといい匂いになるようです・・・

高校の科学のときに、エステル化の実験しました。

その時は、濃硫酸加えたような・・・

酪酸は、チーズのにおいの一種。

旦那が粉チーズ苦手って言うけど、その原因物質ね。

あ、あれっ?

今、もう一度ルヴァン種におってみたら、粉チーズのにおいにしか感じられなくなってた。

チーズだチーズだわーいーわーい

私の後ろでは、ぶどうから起こした酵母ちゃんが、プシュープシュー・・・と元気に発酵しています。

にんじん酵母ちゃんは、静かに発酵しています。

パンころの実験は、まだまだ続く・・・!(ポケモン風)

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